スマートホームハブのメリットとは?便利機能の詳細や選び方について解説!

昨今は、日常生活の利便性を高めるさまざまな機器が登場しています。そのなかで注目を集めている存在が、スマートホームハブです。
本記事では、スマートホームハブの概要をはじめ、メリットや注意点などについて解説します。スマートホームハブの選び方も取り上げるため、ぜひ最後までご覧ください。
- スマートホームハブとは
- スマートホームハブの種類
- スマートホームハブ
- スマートスピーカー内蔵型
- スマートディスプレイ内蔵型
- スマートホームハブのメリット
- 機能が多彩
- コストの削減
- おしゃれな空間の演出
- スマートホームハブの活用に必要なもの
- スマートスピーカー
- スマート家電
- スマートフォンやタブレット
- スマートホームハブの注意点
- インターネット環境
- プライバシー
- スマートホームハブの選び方
- 音声
- デザイン性
- 連携できるデバイスの種類
- おすすめのスマートホームハブ
- SwitchBot ハブ3
- SwitchBot ハブ2
- SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
- スマートホームハブに関するよくある質問
- スマートハブとの違いは何?
- スマートホームハブで動かせないものはある?
- まとめ
スマートホームハブとは

そもそもスマートホームハブとは、スマート家電に命令を伝える司令塔の役割を果たす機器の総称です。主に、スマートスピーカーにスマートハブ機能が内蔵されている製品を指します。
スマートホームハブの活用によって、スマート家電を一括でリモート設定し、操作することが可能です。
スマートホームハブの種類
スマートホームハブと一口にいっても、さまざまな種類が存在します。以下では、主なスマートホームハブの種類について解説します。
スマートホームハブ
スマートホームハブは、各スマート家電メーカーごとに、そのメーカーの製品を管理するための機器として販売されています。
代表的なものとして、SwitchBotのハブミニやPhilips Hueのブリッジなどが挙げられます。
スマートスピーカー内蔵型
スマートスピーカーにスマートハブ機能が内蔵されている製品のことです。多くの人がスマートホームハブと聞いて思い浮かべるのが、このタイプでしょう。
スマートスピーカーに命令することで、スマート家電を操作できます。Amazon EchoやGoogle Nest、HomePodなどが代表的なスマートスピーカー内蔵型製品です。
スマートディスプレイ内蔵型
スマートディスプレイ内蔵型とは、ディスプレイ端末にスマートハブ機能が内蔵されているタイプです。基本的な仕組みはスマートスピーカーと同様、ディスプレイを介して家電に指示を出します。
種類が豊富とはいえず、Amazon Echo Show 10以外は知名度が高い製品は登場していません。今後、開発と研究が進めば、さまざまなスマートディスプレイ内蔵型の製品が登場するでしょう。
スマートホームハブのメリット

スマートホームハブを導入することで享受できるメリットを、以下で詳しく解説します。
機能が多彩
スマートホームハブのメリットの1つが、多彩な機能です。スマートホームハブには、以下のようにさまざまな機能が搭載されています。
- 音声による家電の操作
- カメラを用いた屋内監視
- ニュースや雑誌記事の読み上げ機能
- 音楽の再生機能
スマートホームハブの機能を使いこなすことで日常生活の利便性と満足度が高まり、快適な暮らしを送れるでしょう。
コストの削減
スマートホームハブのメリットの1つとして、コストの削減も挙げられます。従来のスマート家電の場合、操作する家電につき1つのハブを用意する必要がありました。そのため、すべての家電のハブを用意すると、膨大な費用がかかっていました。
スマートホームハブは、1つのハブで複数の家電を管理できるため、コストを抑えられます。
おしゃれな空間の演出
スマートホームハブによって、ファッショナブルな空間の実現も可能です。昨今は、デザイン性に優れた製品も多数登場しています。球体のものもあればキャラクターをモチーフにしているものもあり、インテリアとして活用できます。
余計なリモコンを持つ必要もないため、空間をスッキリさせることが可能です。
スマートホームハブの活用に必要なもの
以下では、スマートホームハブを活用するにあたり、必要になるものについて解説します。
スマートスピーカー
スマートホームハブを活用する際は、スマートスピーカーを用意しましょう。スマートホームハブを介して家電に命令を伝える方法はさまざまですが、現在は音声がメジャーです。スマートスピーカーがなければ、命令を伝える方法が限定されます。
スマート家電
スマート家電とは、スマートフォンをはじめとする外部機器と連携できる家電のことです。スマートスピーカーを用意しても、肝心の家電がスマートホームハブに対応していなければ、意味がありません。
スマート家電ではない古い家電については、スマートリモコンやスマートプラグなどを使用しましょう。
スマートフォンやタブレット
スマートフォンやタブレットも、スマートホームハブの活用において必要な存在です。スマートホームハブやスマート家電は、外出先でも操作できますが、音声入力はできません。
しかし、スマートフォンやタブレットを使用すれば、音声入力をすることもできます。ただし、遠隔操作する際は、専用のアプリをあらかじめダウンロードする必要があります。
スマートホームハブの注意点
スマートホームハブを導入するにあたり、押さえておきたい注意点について、以下で詳しく解説します。
インターネット環境
スマートホームハブを導入する際は、インターネット環境の整備が必要です。スマート家電の操作は、インターネットを通じて行われます。インターネット環境が安定していなければ、スマートホームハブを快適に使用できません。
パソコンやゲームなどを同時にインターネットにつなぐと、回線が混んで通信速度に影響が出る可能性があります。ルーターの同時通信可能回線数を確認し、必要に応じてアップグレードすることも検討しましょう。
プライバシー
プライバシーに対する配慮も、スマートホームハブの導入において重要なポイントです。スマートホームハブは、常時オンライン状態のため、個人情報が漏えいするリスクがあります。また、スマートスピーカーの音声認識精度は年々向上しており、使い方によっては性能の高い盗聴器になりかねません。
これらのリスクを回避するために、信頼性の高いデバイスを選び、2段階認証などの対策をしましょう。Matter対応のデバイスは、セキュリティ面に優れています。
スマートホームハブの選び方

以下では、自分に適したスマートホームハブをどのように探すか、具体的な選び方について解説します。
音声
スマートホームハブを導入する際は、スマートスピーカーの音声認識の精度をチェックしましょう。
スマート家電を動かす際は、スマートスピーカーを介して命令を与えます。音声認識の精度に問題があると正確な命令をスマート家電に与えられず、期待していた動作をしてくれません。
口コミを調べる、製品紹介動画を確認する、店舗に足を運んで実物をチェックするなどして、音声認識の精度に問題がないか確認しましょう。
デザイン性
スマートホームハブを導入する際は、スマートスピーカーや家電のデザイン性にも注目しましょう。スマートホームハブは、ただ生活を便利にしてくれるだけの存在ではありません。
さまざまなデザインの製品が登場しており、インテリアとしても十分な活躍が期待できます。どのような空間にしたいか、既存の家具や家電との相性がよいかなどを考えて選ぶとよいでしょう。
連携できるデバイスの種類
連携できるデバイスの種類も、必ず確認してください。スマートホームハブは、導入する製品によって連携できるデバイスの種類が異なります。
スマートホームハブを購入する前に、製品説明をしっかり確認しましょう。不安な場合は、直接家電量販店に足を運び、専門のスタッフに確認することをおすすめします。
おすすめのスマートホームハブ
複数のリモコンをまとめる、ロボットでスイッチを入れるなどができる、おすすめのスマートリモコンをご紹介します。
SwitchBot ハブ3
エアコンや照明など、あらゆる赤外線家電をまとめて操作&管理できるスマートリモコンです。
ワンタッチでペアリングできるので、初心者でも使いやすいです。
また、Fire TV/Apple TV/Android TVのリモコンとしても活躍。ダイヤルを回してチャンネルを切り替えたり、音量を調節したりできます。
SwitchBot ハブ2
SwitchBot ハブ2は高性能なスマートリモコンで、家電を遠隔操作します。
IRリモコンやハブ機能、温湿度計、スマートボタンが1つになった高性能な4-in-1スマートリモコンです。
また、温度や湿度、照度を可視化してくれます。Matterに対応しており、容易に各デバイスの連携が可能です。
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
家中のリモコンを1つにまとめることができ、音声コントロールや遠隔操作ができるようになります。複数のSwitchBot製品と連携することも可能です。
連携することで、「湿度が50%を下回ったら加湿器をオンにする」などの使い方ができるようになります。また、タイマー機能が付いているため、節電も期待できます。
スマートホームハブに関するよくある質問
最後に、スマートホームハブに関するよくある質問と回答を挙げます。
スマートハブとの違いは何?
スマートホームハブと混同されやすいワードとして、「スマートハブ」が挙げられます。スマートハブは、スマートスピーカーが搭載されていない、ハブ機能単体を指します。
スマートホームハブと異なり、単体のスマート家電しか管理できないため、操作したい家電ごとに用意しなければなりません。
スマートホームハブで動かせないものはある?
スマートホームハブでは、スマート家電以外の家電は動かせません。ただし、スマートホームハブの命令が受信できる環境を作れば、スマート家電以外の家電も操作できます。その際に、コンセントにスマートホームハブの指示を受け取れるように、中継機を取りつける方法があります。
おすすめの中継機を2つご紹介します。
・SwitchBot ボット
・SwitchBot プラグミニ
まとめ
スマートホームハブは、複数のスマート家電を1つのハブで操作できる優れた機器です。導入すれば、生活の質を高めることができるでしょう。
ただし、スマートホームハブがあれば、すべての家電をリモートで操作できるわけではありません。導入する際は、所有または購入予定のスマート家電が対応しているか確認しましょう。
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