【上級者向け】スマートホーム環境をアップグレードする4つの方法と注意点

スマートホームは、日々の生活を便利で豊かにしてくれます。使いこなせば、さらに生活が快適になるでしょう。この記事では、すでにスマートホームを導入しているものの、アップグレードしたい上級者に向けて、スマートホーム環境を整える方法やリスク、上級者におすすめのアイテムを紹介しています。ぜひ役立ててください。
- スマートホームとは
- スマートホームの必須アイテム
- 【上級者向け】注目のスマートホーム最新機能
- 【上級者向け】スマートホーム環境をアップグレードする4つの方法
- あらゆる電化製品をスマートホーム対応製品にする
- 既存の家電をスマート化する
- SwitchBotを効果的に活用する
- カスタマイズする
- 【上級者向け】知っておきたいIFTTT(イフト)とMatter
- IFTTT(イフト)とは
- Matterとは
- Matter対応スマート家電のメリット
- 【上級者向け】スマートホーム活用の3つの注意点
- オフラインに備える
- 予期せぬ動作が発生するリスクがある
- 安全性・プライバシーの面でリスクがある
- スマートホーム技術の今後
- スマートホーム上級者におすすめのアイテム3選
- SwitchBot ハブ2
- Withings Sleep 睡眠サイクル分析 ホームオートメーション
- SwitchBot スイッチボット テープライト2
- まとめ
スマートホームとは
スマートホームとは、物をインターネットでつなぐIoTやAIの技術を活用し、便利かつ快適な生活を可能にする住宅や暮らしのことです。テレビや照明器具、エアコンなどの家電、または鍵や換気システムなどの住宅設備をインターネットに接続することで、スマートフォンやスマートスピーカーを通してコントロールできます。
スマートホームの必須アイテム
スマートホームの実現には基本的に、スマートフォン、自宅のWi-Fi環境、スマートスピーカーやスマート家電などのスマートホームデバイスが必須です。この記事では、すでにスマートスピーカーやスマート家電などを設置し、自宅で活用している人向けに、次のステップについて解説します。
【上級者向け】注目のスマートホーム最新機能
スマートホームの機能は常に進化し続けています。特に注目されているのは、AIの高度な予測機能と、複数の家電を連携できるオートメーションの技術です。
たとえば、AIがユーザーの行動パターンを学習して、室内の温度や照明を自動で調節してくれます。プログラミングやカスタマイズ機能を活用すれば、自身に最適な環境を作り出せるでしょう。ただし、使いこなせば利便性が高まる一方で、使いこなすには一定の知識が必要です。
【上級者向け】スマートホーム環境をアップグレードする4つの方法
すでにスマートホーム環境があり、上級者向けのアップグレードを目指している人に4つの方法を解説します。
あらゆる電化製品をスマートホーム対応製品にする
スマートホームに対応した製品は多岐に渡ります。導入しやすい室内照明やテレビ、ロボット掃除機などのほか、冷蔵庫、オーブンレンジ、コーヒーメーカーなどさまざまです。
家にあるあらゆる電化製品をスマートホーム対応製品に買い替えるだけで、上級者向けのスマートホーム環境が整えられます。スマート家電であれば、1度設定が完了しさえすれば、その後は常に操作が容易になるでしょう。
既存の家電をスマート化する
予算の面や家電への思い入れなどで、早期のスマートホーム対応製品への買い替えが難しい場合もあるでしょう。その際は、スマートリモコンの活用で既存の家電をスマート化する方法があります。赤外線に対応していない製品は、物理的にスイッチを操作する機器を設置することでスマート化が可能です。
SwitchBotを効果的に活用する
スマートリモコン機能によって、テレビやエアコンを音声で一括操作できるように設定すると、利便性が高まります。また、SwitchBotハブを導入すれば、他のIoTデバイスとの連携が広がります。SwitchBotは細かいカスタマイズができ、自分好みに設定可能です。
たとえば、外出時に施錠すると同時に照明やエアコンが自動でオフになる設定や、人感センサーの反応により照明が点灯する設定などができます。
カスタマイズする
スマートホームに慣れた上級者の場合は既存の定型動作では慣れてしまい、徐々に物足りなさが生じ、不便に感じることもあります。その際は定型動作だけではなく自分好みにカスタマイズすれば、パーソナライズされた使い方ができ満足度が高まるでしょう。
カスタマイズの方法には、設定の変更によってデバイスの動作を細かく定める方法のほか、IFTTTを活用する方法があります。IFTTTについては後述します。
【上級者向け】知っておきたいIFTTT(イフト)とMatter
IFTTT(イフト)やMatterを知り使いこなすと、より生活が便利になるでしょう。それぞれの特徴を解説します。
IFTTT(イフト)とは
IFTTT(イフト)とは「IF This Then That」の頭文字です。「もし、こうする(トリガー)なら、そうなる(アクション)」という仕組みを有するプラットフォーム(Webサービス)のことです。
「レシピ」とよばれる既存の連携サービスを設定することで、自動的に定型の動作を実施してくれます。IFTTTのアカウントを作成して、レシピを自分で作成したり、用意されているスイッチを入れてカスタマイズしたりできます。
Matterとは
MatterとはCSA(Connectivity Standard Alliance)が推進している、スマートホームネットワークの規格です。スマート家電の共通規格として、2022年10月に登場しました。
従来、各メーカーがそれぞれ進めていたスマートホームネットワークが、Matterにより1つにまとまりました。独立した組織が運営しており、ユーザーの利便性が向上するだけでなく、透明性の高い管理が可能です。
Matter対応スマート家電のメリット
Matter対応スマート家電なら、異なるメーカーの機器同士でも連携して動作させられます。そのため、家事のストレスをより抑えられるでしょう。たとえば帰宅時に「ただいま」と声を掛けると、施錠と照明の点灯、カーテンを閉めるなど同時に複数の動作が起こり、家事の負担を軽減できます。
従来の各メーカーのアプリのインストールや、ユーザー登録なども不要です。QRコードを読み取るだけで、スマート家電のネットワーク設定が完了します。利便性だけではなく、最新のセキュリティ対策が施されており、安心です。
【上級者向け】スマートホーム活用の3つの注意点
生活を便利にしてくれるスマートホームですが、気をつけるべき点もあります。おもな3つの注意点を解説します。
オフラインに備える
スマートホームは電子機器や電気によって構成されており、インターネット環境に依存しています。インターネットが不安定だったり、停電したりした場合には機能しないリスクがあります。障害が発生した場合には修理が必要になることもあるでしょう。オフライン機能や手動操作ができるものを選ぶと、常に使用でき、安心でしょう。
予期せぬ動作が発生するリスクがある
スマート家電では、違うメーカーの相互連携がうまくいかないことや、インターネット環境が途切れると正常に動作しないなどのリスクがあります。家電のソフトウェアを定期的に更新することや、できるだけ統一されたプラットフォームの家電を選ぶなどの対策で、リスクを軽減できます。わずかな工夫により、スマート家電の環境を整えられるでしょう。
安全性・プライバシーの面でリスクがある
インターネットに接続されているため、ハッキングやデータの不正利用のリスクがあります。カメラやスマートロックなどが不正アクセスされた場合には、プライバシーの問題に加え、物理的な安全性リスクを伴います。リスクを抑えるには、信頼性の高いデバイスを選び、2段階認証などの対策をしましょう。Matter対応のデバイスは、セキュリティ面に優れています。
スマートホーム技術の今後
Matterの登場で、手軽にスマートホームを導入できるようになりました。利用できるデバイスの種類が増えて、異なるメーカーのデバイス同士も簡単に連携できます。セキュリティ対策の強化も可能です。また、アプリケーションを増やすことなく一元管理ができて、より便利になっています。
スマートホーム上級者におすすめのアイテム3選
スマートホームについての情報を有している上級者におすすめの、3つのアイテムを解説します。
SwitchBot ハブ2
SwitchBot ハブ2は高性能なスマートリモコンで、家電を遠隔操作します。IRリモコンやハブ機能、温湿度計、スマートボタンが1つになった高性能な4-in-1スマートリモコンです。また、温度や湿度、照度を可視化してくれます。Matterに対応しており、容易に各デバイスの連携が可能です。
Withings Sleep 睡眠サイクル分析 ホームオートメーション
Withings Sleepは睡眠サイクル分析(深い、浅い、レム)、心拍数の追跡およびいびき検出機能を備えているアイテムです。
パッドは他のIFTTT対応端末からのアクションを自動的に発生させるスイッチとして機能します。例えば、ベッドのマットレスの下に敷くと、ベッドを離れた際に自動でコーヒーメーカーがコーヒーを入れるなどの設定が可能です。
SwitchBot スイッチボット テープライト2
自由に調光・調色できるテープライトです。IFTTT、Echo、Google Home、Siriなどに対応しています。アプリケーションやリモコンに加え、声を掛けるだけで、オン・オフ、明るさ、カラーを調節可能です。音楽と音声により、パーティーやゲームがより楽しくなる雰囲気を一瞬で作れます。
まとめ
IoTやAIの技術により、生活を便利にしてくれるスマートホームは常に進化しており、アップグレードすればより利便性が高まります。上級者になるには、IFTTT(イフト)やMatterについて知っておくことをおすすめします。
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