
4軸シネマカメラ DJI Ronin 4D
今、未来が動きはじめる
シネマティック イメージング技術 | 4軸安定化機構 | LiDARフォーカス | 無線伝送&無線制御
DJI Ronin 4Dは、DJIが開発した数々の最先端技術を最新かつ包括的な映像撮影ソリューションに統合。ワンオペレーションで撮影を行う映像監督にかつてない柔軟性を与え、大人数の撮影クルーが活躍する現場でも無限の可能性をもたらします。このパワフルな次世代シネマカメラが、これからのフィルムメーカーの未来を築きます。
1. 一体型設計:シネマカメラの未来が、この一台に
一体型設計とモジュラー設計、両方を実現したカメラ
他に類を見ないデザインが施されたユニークなDJI Ronin 4D。カーボンファイバーとマグネシウム・アルミニウム合金を使用した堅牢なボディには、イメージングシステム、フォーカスシステム、そして安定化機構が統合され、さらに無線伝送や無線制御にも対応しています。この一体型設計により、今までセットアップに要していた時間が短縮され、より迅速に撮影を開始できるようになりました。また、コンパクトなボディーにはモジュラー設計が施され、幅広い種類のアクセサリーに対応できるため、高い利便性を発揮します。
2.シネマティック イメージング システム:プロ向けに設計
パワフルな処理能力
Ronin 4Dには、新フラッグシップ フルサイズ センサーカメラ Zenmuse X9を搭載し、DJI最新の映像処理システムCineCore 3.0に対応。このシステムは、DJIが自社開発したチップを使用し、高度なプロセッサ アーキテクチャを実現。今日のシネマカメラの中でも極めてレベルの高い計算能力を発揮します。CineCore 3.0により、Ronin 4Dは、Apple ProRes RAW、ProRes 422 HQ、H.264動画の内部収録が可能です。また、8K/75fpsと4K/120fpsの動画撮影にも対応し、複数のオプションでプロレベルのコンテンツ制作を実現します。
解像度
生い茂った木の葉から壮厳な建築物まで、肌の質感から毛髪一本一本まで、DCI 8K (8192×4320)/60fpsで撮影した映像は、ディテールを完璧に捉えます。4K映像の出力を必要とする場合、8Kで撮影すれば、クロップや構図調整、動画のブレ補正など、他にはない幅広い種類の後編集オプションが利用できます。
高ISO感度
Zenmuse X9は、デュアルネイティブISO (X9-8K: 800/4000; X9-6K: 800/5000)に対応し、夜の街並みや明かりの少ない夜の砂浜、淡いキャンドルの明かりしかないようなシーンの撮影でも、微細なディテールまで、最小限のノイズで映像を撮影します。
ダイナミックレンジ
14ストップ以上のダイナミックレンジに対応したZenmuse X9は、逆光や直射日光があるような複雑な照明条件下での撮影でも、明暗部の細かな階調を自然に表現します。このような、従来撮影が非常に難しかったようなシーンでも、求めていた映像を簡単かつ確実に捉えらることができます。
カラーサイエンス
DJI シネマカラーシステム (DCCS)とCineCore 3.0のパワフルな計算能力により、Zenmuse X9は、真の色合いを正確に捉えながら、シネマティックな映像を撮影します。また、業界で標準とされる規格ACES(アカデミーカラー エンコーディングシステム)ワークフローに対応し、他のシネマカメラと同じトーンでのカラーマネージメントが簡単に行えます。
内蔵9ストップ NDフィルター
X9には、9ストップの高品質NDフィルター(ND 2 (0.3)~ND 512 (2.7))が内蔵され、内部モーターを搭載したシステムにより、迅速に切り替えることができます。また、これらのフィルターは、Ronin 4Dのカラーサイエンスにマッチするように設計されています。
DLレンズ
X9の標準DLマウントは、3種類のコンパクトなフルサイズ単焦点レンズに対応しています。ハウジング部は、カーボンファイバー製のモノボディ構造設計が施されて、各レンズの重量はわずか約180 gと軽量です。今後さらに多くのDJIレンズに対応する予定です。
交換可能なレンズマウント
X9のレンズマウントは交換可能で、DJI独自のDLマウント以外にも、Leica Mマウントやのようなサードパーティ製のマウントにも対応しています。また、X9は、従来のシネマカメラと互換性がある超広角、f/0.95大口径、電動ズーム、マクロ、アナモルフィックレンズなどにも対応しているため、幅広いラインナップのレンズが使用できます。
無線制御
マニュアルレンズ(MF)とオートフォーカスレンズ(AF)、どちらを使っていたとしても、X9に搭載された専用モジュールにより、無線でのレンズ制御やオートフォーカスが可能です。
3. 4軸安定化機構:どんなシーンもブレずに撮影
4軸安定化機構
DJI Ronin 4Dは、従来の3軸ジンバルにZ軸を追加し、カメラの上下方向の映像ブレを効果的に低減し、ドリーを使用した時と同等のスムーズで安定した映像撮影を実現します。搭載された4軸は、下方ToFセンサー、前方&下方デュアルビジョンセンサー、内蔵されているIMUと気圧計、そして、最新の制御アルゴリズムと連携しながら、安定化性能を全体的に向上させます。
コンパクトなボディにパワフルな安定化機能が加わったことで、以前は費用をかけて実現していたような複雑なカメラワークも、簡単に実現できるようになりました。
一体型ジンバルカメラ
Ronin 4Dは、ジンバル内にセンサーと最低限の光学部品のみを搭載して、イメージングシステムと安定化システムを統合しています。ジンバルのチルト軸には2つの左右対称のモーターが使用され、一方で、パン軸とロール軸にはさらに高い剛性バッファーが確保できるように設計されています。
コンパクトでポータブルなジンバル構成であるため、面倒なバランス調整作業を毎回する必要がなく、すぐに撮影を開始できます。また、使用中に重心が変化するようなレンズを使用した時でも、安定した映像を撮影することができます。
高度に統合されたボディと堅牢なモーターパワーにより、Ronin 4Dは非常に軽量であるにも関わらず、Roninシリーズ中、最も優れた安定化性能とトラッキング性能を発揮します。さらに、ボタンを押すだけでスポーツモードに切り替えることができ、撮影者の動きに素早く反応します。
様々な撮影シーンに対応できるように、無線でのジンバル制御や多様な取り付け方法も利用可能です。